理想の介護士になろう

介護士の悩み:「給料」編

生活を苦しめる給料の低さ

なぜ介護士は給料が低いのか

介護士は給料が低い

介護士は給料が低い

仕事のモチベーションを下げる原因のひとつとしてよくあげられているのが「給料の低さ」です。介護士はほかの職種に比べて給料額が少なく、仕事に対する努力が給料という形で還元されにくい仕事です。ただでさえ人手不足で一人一人の仕事量が多くて休みも少ないのに給料も低いとあっては、「こんなに頑張っていてもこの給料…」と報われない気持ちになって仕事に対する情熱ややる気が低下しても仕方がないことなのかもしれません。国による賃上げも行われてはいますが、職員に給料として反映してくれる施設もあれば、給料ではなく運営費に回してしまう施設もある、と施設によって差があるため、すべての介護士が仕事量に見合った給料を得ているとはいい難い状況です。

給料をアップさせるコツ「資格取得」

給料をアップさせる一番の近道は「資格を取得すること」です。介護の現場では、介護士員初任者研修や実務者研修、介護福祉士やケアマネジャーなどさまざまな資格が存在していますが、これらの資格はどこの施設でも必要とされているため取得しているだけでほとんどの施設では「資格手当」がつきます。介護士の仕事はヒューマンサービスの一種なので成果が目に見えにくい仕事ですが、「目に見えて証明できるスキル」の資格は分かりやすい収入アップの方法といえます。

給料をアップさせるコツ「キャリアの積み重ね」

キャリアを積んでいくことで基本給がアップする場合があります。介護士のキャリアが長いと社内評価の対象にもなりやすいため、勤続年数が加算されて昇給、ということもあり得ます。また、キャリアを積み重ねていくと、介護リーダーや主任、副主任といった役職に就くことがありますが、役職にかかわる業務が増える分、手当もつくため給料もアップしますし、役職が就くことでやりがいも感じられるようになります。

給料をアップさせるコツ「転職」

介護士の給料は運営している施設の方針によっても大きく左右されます。キャリアを積み重ねたからといってすべての施設が昇給制度を設けているとは限りませんし、役職手当があっても自分のイメージとは全然違う場合もあります。また、キャリアを積み重ねて役職に就きたいと考えていても、タイミングに恵まれなければ昇進すること自体できません。
もし、このような状態で不平不満を感じているのであれば、思い切って転職するのもひとつの方法です。職場自体を変えることで抱えている悩みや不満を解消することができるからです。

自分に自信を持つことが大切

転職する場合、どうしても不安を感じてしまい今と同じような環境の職場を求めてしまいがちです。ですが、人手不足の介護業界ではより良い人材を常に求めているので、経験があることをプラスに捉えて自信を持って転職活動を行いましょう。転職をチャンスと捉えることで意識が変わり、キャリアアップのきっかけとなるかもしれません。