良い職場の見分け方をチェック
職場が待遇を左右する?!
職場環境は重要なポイント
介護士にとって職場環境はとても重要なポイントです。ニュースなどで介護施設が取り沙汰される機会も多いため、転職先が決まっても「この職場は大丈夫なのだろうか」と不安に感じてしまう人もいるかもしれません。ですが、職場環境を事前に確認することができればそういった事態を回避することができます。といっても、実際に働いてみなければわからないことも多いため、良い施設に巡り合えるように、職場選びのチェックポイントを事前に確認しておきましょう。
経過年数はどれくらいか
介護施設ができてからどのくらいの年数が経過しているかどうかを確認します。運営期間が長いからといって良い施設、良い職場環境であるとはいい切れませんが、労働環境が整っている場合が多いので、経過年数の長さは見分ける目安のひとつになります。また、運営期間が長いと経験豊富なベテランスタッフがいる可能性も高いのですが、比較的新しい施設は設備が整っていても経験豊富なスタッフが少なく、仕事の段取りが決まっていない場合があり働きにくい環境かもしれません。
常時募集や大量募集をしていないか
人手が足りなから求人募集をするわけですが、いつも求人を募集している施設や大量に募集している施設は注意が必要です。募集人数が少ない施設に比べて入りやすいというメリットはありますが、なんらかの事情で辞める人が多い=常に募集している、大量に募集している、という可能性があるからです。ただし、新規開業の募集や経営規模の拡大のための募集は大量募集する理由がはっきりとしているため除きます。
ボランティアや研修生の受け入れは?
ボランティアや研修生には仕事を教えるところからはじまるため、それなりの人手が必要となります。そのため、積極的にボランティアや研修生を受け入れている施設は余裕があり、地域に開いた良い施設だといえます。もし気になる施設があるなら、ボランティアや研修生を受け入れているかどうか、一度ホームページでチェックしてみましょう。
給料や福利厚生が適正かどうか
給料や福利厚生は求人票である程度確認することができますが、同じ地域の他の施設に比べて給料が高い、休日数が多い、など良すぎる条件が提示されている場合は、なにか理由があって高待遇になっている可能性があるので注意が必要です。近隣の施設と比べてどれくらいの相場が妥当なのか調べておきましょう。
スタッフの様子は?
施設によっては職場見学の機会が設けられているところもあるので、求人票ではわからないような部分をチェックするためにも事前に職場見学をしておくことをおすすめします。職場見学の際は施設の設備だけでなく、そこで働いているスタッフの様子にも注目しておきましょう。仲良く見えたり、笑顔で楽しそうに働いたりしている施設は雰囲気や環境が良い施設である可能性が高いのですが、余裕なく働いていたり質問してもおざなりにしか答えが返ってこない施設はスタッフに余裕がなく仕事に不安を感じるような職場の可能性があります。